草原の麦わら帽子

麦わら帽子が好きだ。

だから、夏の暑さは厳しいが夏のことはきらいではない。

映像作品でみる、深窓の令嬢が麦わら帽子をかぶり、裾の長いワンピースをまとって草原に佇んでいる姿が好きだ。そんな様を伝わりにくい例えかもしれないが、ジブリの名作「風立ちぬ」の菜穂子がイメージに近い。

なかなかなさそうな草原に行く機会や、それが無理なら芝生の広い公園で、今年の夏は深窓の令嬢ごっこがしたい。できればと心地よい風がスカートを揺らして、青空に入道雲がかかる夏空の日差しも浴びて。

気が早い気もするが、麦わら帽子の準備は万端だ。

ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023〜Last Mission〜有明公演

SANKYO presentsワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023〜Last Mission〜

2023年5月20日(土)/5月21日(日)16:30開場/18:00開演

ブログだからふいに流れてくるTwitterと違って、ワンクッションあると思うが、ネタバレしかないので、もし読んでくれている方がいて、これからライブに参加される予定であれば気をつけてほしい。

そして、3日経っただけなのに、あんなに心動かされたのに、記憶がどんどん抜け落ちているのが悔しい。もう一度大阪でみたら思い出すこともあると思うので、大阪公演終わったらまた書きたい。

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待ちに待ったライブの日がやってきた。

昼間は別のイベントに参加していたので、到着はギリギリだったし、初めての広い会場で、なかなか自分の席を見つけられず少し遅刻した。

噂によるとミラージュが影ナレをしていたそうで、聞き逃してしまいとても残念だ。


会場は前方に大きいステージがあり、そこから3本の花道が伸びている。右と左に伸びた花道の先には小さなステージ、真ん中には中くらいのステージがある。さらにそこから花道が伸びており、後ろにもステージが一つある。

難しい。言い方を変えてみよう。

ステージからを頂点として、正方形に花道が伸びている。正方形の頂点と、対角線が交わる部分にステージがある。菱形みたいな感じで、メインステージだけ少し大きい。

説明が難しいから図を書いてみた。

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そんなこだわり満載のステージを、なんとシークレットゲスト、ハインツの歌を担当しているメロディ・チューバックさんが、メインステージからセンターステージまで静々と歩きながら、「オーラ・サーラ〜風の歌〜」を歌っていた。生で聞く風の歌は、とても力強くてΔの世界に一気に引き込まれた。


続いてワルキューレが登場。

一度だけの恋なら」「ルンがピカッと光ったら」に、「破滅の純情」「絶対零度θノヴァティック」と、アニメ版のオープニングとエンディングが続いた。いい曲順だ!と思うと同時に、ちょっとびっくりした。

ルンピカは、いつも本編もしくはアンコールの1番最後の曲になることが多かったからだ。でも、終わってみると納得できる。

コロナ禍前ぶりの声出し解禁ライブ。

会場を温めるにはベストなチョイスだと思った。わかりやすいコールアンドレスポンスができて、盛り上がる曲だからだ。

みんなでwow、wohと叫んで、あっという間に一体感が生まれた。

MCを挟んでDAY1は「Hear The Universe」、DAY2は「チェンジ!!!!!」

と、前半に相応しいキャッチーな曲だと思う。どちらも歌から始まる曲で、インパクトが強い。

DAY2の「チェンジ!!!!!」は振り付けも含めて初披露の時よりもさらにパワーアップしたパフォーマンスでたくさんペンライト振り回した。

打って変わって「唇の凍傷」は長いイントロをたっぷり楽しめる曲。DAY1は3階席だったから、モニターの演出含めて楽しんでいたら、なんだかざわざわとしている。

なんと、ワルキューレメンバーが2階席に設置されたお立ち台で歌っていたのだ。

会場は大歓喜

3階まである会場でできるだけ近くにきてくれる演出、とてもファン思いだ。

いけないボーダーライン」でもまたまたサプライズ。ワルキューレバンドのツインギター、黒田晃年さんと、外園一馬さんがセンターステージまで出てきてギターバトル!びっくりしたけど、とても嬉しいサプライズだった。DAY2はありがたいことにアリーナだったので、本当に間近で見ることができた。ひざまづいて弾いたり、向かい合ってお互いのギターを弾きあったりと、圧倒的な光景だった。

続いて、「Walküre Attack!」では、ワルキューレメンバーたちが2階を走り回りながら歌っていたのが印象的だった。通路をすれ違う時にみのりちゃんとJUNNAちゃんが肩を組んでカメラにアピールしたり、自由に動き回ってとても楽しそうで、盛り上がった1曲。

曲が終わるとメッサーの声と映像が流れた。

「歌ってくれ、カナメさん。歌ってくれ、ワルキューレ

というおそらく新録のボイスとともに、センターステージに安野さんが現れた。

メッサーとカナメの外せないアニメの名シーンと共に、「AXIA~ダイスキでダイキライ~」続いて「GIRAFFE BLUES」と続く。

GIRAFFE BLUES」 は、みのりちゃん、JUNNAちゃん、安野さんと歌い分ける通常バージョン。

鉄板の何度でも飽きない曲順。

曲が終わると「ありがとうカナメさん、ありがとうワルキューレ」というメッサーの声が流れた。センターステージには六角形?何角形かはあやふやだけど、センターステージを囲むようなモニターが設置されていて、それが少しずつ下に降りてきた。

そして、「Glow in the dark」がはじまる。

去年のライブでは冒頭でJUNNAちゃんが1人で歌ってたのが印象に残っているけど、今回はワルキューレ総出!JUNNAちゃんを中心にセンターステージで妖艶な雰囲気を醸し出し、照明も相まって会場は一気にyami_Q_rayの世界に変わった。

「Diva in Abyss」「綺麗な花には毒がある」はセンターステージを中心としたパフォーマスで、全方位からダークな世界を楽しめる演出だったと思う。センターのモニターに映ったワルキューレの映像は、電波が悪くて乱れているような映り方をしてて、こだわりを感じた。

yami_Q_rayが退場すると、今度はまたメロディ・チューバックさんが登場した。全身白の衣装に包まれて、透明感があってハインツのイメージにピッタリ。「ザルド・ヴァーサ〜決意の風〜」はシグルバレンスがラグナにやってくるシーンが浮かんでくるし、モニターにもシグルバレンスが映し出されていてより世界観に引き込まれる。

そして、再びワルキューレが全身白の衣装に着替えて、メインステージに登場した。

ワルキューレがとまらない」「ワルキューレは裏切らない」「ワルキューレはあきらめない」「未来はオンナのためにある」の怒涛の4曲連続披露。メンバー曰く「ないないシリーズ」は全部かっこいい。そして、ダンスも歌も全速力のワルキューレのパフォーマンスは本当にすごい。私はアリーナの上手側前方のブロックだったのだが、ダンスをする背中が頼もしかった。

ウィンダミアの世界からのこの4曲はワルキューレの戦闘シーンを想起させるし、今回のセトリはほんとうに考え抜かれたものだと思う。あと、「未来はオンナのためにある」間奏のギターソロがライブらしくて、とてもとてもよかった。続いて、MCタイム。

ワルキューレのライブはMCが少ない。そして世界観そのままに、みんなワルキューレとしてMCをする。とてもすごいことだと思う。ライブに時間をたくさん使う体力もだし、ワルキューレとして臨機応変に話ができることもだ。「GO、ワルキューレ!」という合言葉のコールアンドレスポンスをして、本編は残り2曲に。「Absolute 5」はまず、イントロのフレーズから最高だ。歌が始まる前のコーラスのハーモニーも最高だ。5人を最高に感じる曲だと思う。

そして、最後は「ルンに花咲く恋もある」コールアンドレスポンスの多いこの曲、とても楽しかった。声出し解禁の楽しさを噛み締めてた。

今までのラスト曲の鉄板、「ルンがピカっと光ったら」も「ルンに花咲く恋もある」も本編で演奏したので、アンコール最後はなんの曲になるのか、わくわくした。

楽しい雰囲気でワルキューレメンバーがメインステージの奥に吸い込まれていくと、コールアンドレスポンスが解禁された会場に「ワルキューレ」という熱望した声が響き渡る。


そして、ワルキューレたちが、メンバーカラーに彩られたTシャツ姿で登場した。

DAY1のアンコールは、「涙目爆発音」やすのコール楽しい「LOVE! THUNDER GLOW」旗持ってほしい「ジリティック♡BEGINNER」マキマキとレイレイ素敵「おにゃの子☆girl 」からのコールも楽しい「Silent Hacker」緑の世界、東山さんの歌すごい、のメドレー。「God Bless You」はメドレー最後の曲で、1曲最後まで。みのりちゃんが終始優しい笑顔で歌っていることが印象に残った。最後のMCでみんなにありがとうを伝えるライブだと、フレイヤは切ない曲でも楽しく(曖昧)歌うと思うと話していて、すごいなぁと思った。笑顔で歌う切ない曲もライブらしくて、いいと思った。

メドレーからセンターステージに戻り次の曲は、「僕らの戦場」アニメの映像があと、1stのライブと比べてはいけないのかもしれないか、すごくパワーアップしているのがわかって、ワルキューレみんな尊敬した。

MCでは、ワルキューレ誰が最初に泣くか選手権をしているというメンバーたちの話も。

「さよならじゃなくてありがとうを伝えるツアー」とてもいい言葉だと思う。もしかしたらDAY2のMCだったかもと思うけど、

ワルキューレはとまらないの横アリの時は、さよならかもしれないという悲しい、悔しい気持ちだったんだと想像しているが、今回は前向きなLast Missionなんだろう。

アンコール最後の、本当の最後の曲は「不確定性☆COSMIC MOVEMENT」キャッチーなフレーズが特徴的な曲だと思う。

 

DAY2のアンコールは、「無限大DRIVE」イントロのJUNNAちゃん好き「風は予告なく吹く」ここにこの曲がくるのかとびっくり「キキワケナイ」歌謡曲調のイントロと安野さんの歌い方がたまらない「マダマニア」コールアンドレスポンス、指差しも含めて盛り上がる「キズナ→スパイラル」良い意味で機械を想起させる曲で、かっこいい。

そして「愛してる」は1曲最後まで。去年のライブの映画の結末さながらの命を燃やした強い愛、つい涙が出てしまうフレイヤかハヤテに向けて歌う切なさとは違っていた。みのりちゃんは、センターステージで、客席に向かって心を込めて「愛してる」を届けていた。

そして「ツラミ進行形」がらりと雰囲気が変わった。イントロのぎゅいーんとしたギターで気持ちが切り替わる。振り付けもかっこよくて、息もぴったりで。去年よりパワーアップしている。DAY2のMCタイム。

「のぞみるの腹筋」が頭から離れない。アンコールの曲はのぞみるとJUNNAちゃんのお腹をチラ見せするデザインなのだか、のぞみるの腹筋が縦に割れていた。それをDAY1に参加したファンがつぶやいたのか、何かで話題になっていることを知ったのぞみるがMCでふれていた。のぞみるの話はいつといい感じにまとまってて、とても面白い。


最後は「Dancing in the Moonlight」とても嬉しい選曲だった。5人順番に歌う「ワルキューレワールド」パートに、その時の振り付けにと、とても好きな曲。セリフ調の歌詞もだし、歌に続くフレーズもだし。とにかく、本当に好きだし、本当に良かった。


曲が終わると、バンドメンバーも前に呼んで、みんなで手を繋いで挨拶。

安野さんが生声で「ありがとうございました」と叫ぶ。DAY1は3階席だったのだが、静まり返った会場に響き渡る声は3階まで届いた。

 

いつも感想に具体的なことが書けない。

もっとかける様になりたいと思う。大阪は全力で楽しみつつ、記憶喪失にならないようにしたい。


【セットリスト】有明公演

オーラ・サーラ〜光る風

一度だけの恋なら

ルンがピカッと光ったら

破滅の純情

絶対零度θノヴァティック

MC

Hear The Universe (DAY1)/チェンジ!!!!!(DAY2)

唇の凍傷

いけないボーダーライン

Walküre Attack!

AXIA~ダイスキでダイキライ~

GIRAFFE BLUES

Glow in the dark

Diva in Abyss

綺麗な花には毒がある

ザルド・ヴァーサ〜決意の風〜

ワルキューレがとまらない

ワルキューレは裏切らない

ワルキューレはあきらめない

未来はオンナのためにある

MC

Absolute 5

ルンに花咲く恋もある

アンコール(DAY1)

(メドレー)

涙目爆発音

LOVE! THUNDER GLOW

ジリティック♡BEGINNER Lyrics

おにゃの子☆girl

Silent Hacker

God Bless You

僕らの戦場

MC

不確定性☆COSMIC MOVEMENT

アンコール(DAY2)

(メドレー)

無限大DRIVE

風は予告なく吹くキキワケナイ

マダマニア

キズナ→スパイラル

愛してる

ツラミ進行形

MC

Dancing in the Moonlight 

 

感想が書き終わらないのはなぜか

今日は土日のライブの感想をアップしようと思っていたのだが、書き終わらなかった。ので、書き終わらなかったという記事をアップする。

原因を考えた。

外的要因としては、昼休みに同僚と過ごしたこと。一人で休憩室にいたのだか、途中から同僚が合流して書くことができなかった。同僚とのおしゃべりは楽しいからそれはいいことではある。

でも、一番の要因は、自分の怠惰。ついつい、Twitterや映像をみてしまい、集中できない。

 

スマホは危険だ。

以前「スマホ脳」というベストセラー本でこんなことが書いてあった、気がする。

脳は刺激を求める、刺激は快楽につながる。音や映像、とめどなく流れてくる誰かの言葉たち。そんなものも刺激になるし、強い刺激を得るとさらに強い刺激を求める。そして依存につながる。スマホはそんな刺激の海であるのだ。

なんで刺激を求めるのかなども書いてあったと思うのだが記憶の彼方。内容も曖昧なので、流し見してほしい。

スマホで書くのをやめればいいのかもしれないが、それは現実的ではないので、対策を考えたいと思う。

 

とにかく、早く感想を書き終わりたい。

眼鏡とコンタクト

私は目が悪いので、普段は眼鏡をかけているのだが、友人と遊びに行くときや、ライブに行くときはコンタクトをつけている。

眼鏡ないほうがいいという、もったいない言葉をかけられることがあるのだが、調子に乗ってはいけないと常々思っている。

 

委員長現象が起きているだけだからだ。

委員長現象、普段は眼鏡の地味で真面目な女の子が眼鏡を外すと、麗しいというやつだ。二次元のお話ならそれは本当に麗しいのだろうが、三次元は違うと思っている。

目がとても悪いとかけている眼鏡はレンズが分厚くなる。レンズの特性で分厚くなると、歪む。

いわゆる牛乳瓶眼鏡だ。(牛乳瓶って今や貴重な存在な気がする…)

 

牛乳瓶眼鏡をかけると、レンズのせいで顔の輪郭は歪んでいる。

レンズ越しの目は小さく見える。

だから、はずすと顔立ちが変わる。

 

ちょっと嬉しいからって、調子に乗らない。

後ろ向きな話になってしまった。

興味を持つこと

日付が変わる前になんでもいいから書いて投稿しようと思ってたのに、間に合わなかった。

日付的には飛んでしまったけど、毎晩書いているから、毎日記録は継続ということにしよう。

 

今日もライブに行ってきた。

6公演あるうちの2公演目。

初日に漂っていた緊張感は和らぎ、リラックスした様子だった。演者もファンも。

 

今日は約3時間半の長丁場。

いろんなシーンがあって、覚えてることも覚えてないこともあるけど、興味を持って見ている、体感しているから、なんでもない日よりもずっとずっと記憶力が良くなってる気がする。

目を閉じれば浮かんでくる光景があるって素晴らしい。

 

普段ももう少しいろんなことに興味を持って、有意義に過ごしたいと思った。

感想かけなかった

数ヶ月前から楽しみにしていたライブに行った。

バリバリレポート書くぞ!と思っていたのだが、まとまりそうにない。

Twitterで興奮冷めやらぬ気持ちが伝わる感想、どんな感じだったかありありとと伝わるレポートを書ける人たちのことも尊敬している。

参加したライブはツアーの初日。

セットリストなどを何も考えずツイートできないし、言えないことも多くてもどかしい。

 

ブログだと、ちゃんと注意書きしたらいいかな?と思ってるから、近いうちに書くぞ。書く書く詐欺にならないようにしよう。

からだについて

最近、自分のからだが嫌いだ。

太ってる、痩せているといったフォルムの問題ではなく、自分に体があることがたまらなく嫌だと思う瞬間がある。

お風呂に入るとスッキリするが、お風呂の鏡に映った自分をみるとゲンナリする。

 

顔があって、腕があって、胸があって、お腹におへそがついていて、足がある。シワがあって、毛が生えていて、ささくれがあって、傷跡がある。

それがたまらなく気持ち悪いと感じてしまう。

 

精神だけの存在になりたいというスピリチュアルな気持ちがあるわけではないし、死んでしまいたいというわけでもない。

普通に生きていたいのに、からだがあることにだけ納得がいかない。

 

自分のフォルムが気に入らないだけだといいなと思う。ここ1週間走れていないので、走る、筋トレするなどして、フォルムを変えてみよう。

そしたら何か心持ちが変わるかもしれない。